整体とカイロプラクティックに必要な資格を知りたい!

ボディケアサロンに通う人が年々増え続けています。それに伴って、「整体」や「カイロプラクティック」の看板を街中で多く見かけるようになりました。では、「整体」と「カイロプラクティック」とは何かと問われると、実は多くの人がはっきりとは回答できないのではないでしょうか?このページでは、独立できる人気の資格といわれる「整体」や「カイロプラクティック」について、詳しくみていきたいと思います。

人気の資格!整体とカイロプラクティックとは

独立して開業する、というのはボディケア関連を学ぶ多くの人たちの望むところです。なかでも、「整体」や「カイロプラクティック」で開業する人が近年急増しています。いったい何が人気の秘密なのでしょうか?「整体」も「カイロプラクティック」も実際のところどんな仕事なのでしょうか?

「整体」は、骨盤の歪みや筋肉の調整によって、肩こりや腰痛などの気になる症状の改善を促す仕事です。ボディケアサロンの多くが広い意味で「整体」と使うことが多いようですが、一般的には、「骨を矯正して、体を整える」というイメージが強いようです。

「カイロプラクティック」も「整体」に含まれるようですが、日本に上陸してまだ数十年の「カイロプラクティック」。実際はどんなものなのでしょうか?

カイロプラクティックは、1895年にアメリカで始まった手技療法のことです。創始当時のカイロプラクティックは、主に背骨を調整することを目的としていました。背骨の中には脊髄と呼ばれるたくさんの神経が通っており、脊髄の不調が万病の源であると考えられていました。背骨をきちんと調整すれば、あらゆる病気から離れることができるのではないか、という発想から出発したのが「カイロプラクティック」です。

それから100年以上が経過した今、現代人は当時の人とは別の病気や不調を訴えるようになりました。社会生活で感じる日々のストレス、パソコンやスマートフォンの見過ぎによる眼精疲労と頭痛などです。体の不調を感じで耐え切れず病院に行っても、「自律神経の乱れが原因ですね。」と言われてしまい、結局自力でどうしたらいいのかわからなかった、なんてこともあるようです。

そんな時、相談できるのが「整体」や「カイロプラクティック」です。これらはどちらも病院ではありませんから、症状だけを改善しようとすのではなく、体の全体像を把握してケアしてくれるのです。

自分の手で人を幸せにすることができ、効果がダイレクトにわかるというのは、大きなやりがいだと言えるでしょう。困っている人の体を楽にして笑顔にできる、それが人気の資格だといわれる所以なのではないでしょうか?

整体に必要な資格とは?

「整体師」は実は国家資格ではありません。実際に「整体師」として活躍する方々は、「柔道整復師」と「あん摩マッサージ指圧師」の資格を保有していることが多いようです。この「柔道整復師」と「あん摩マッサージ指圧師」は国家資格で、取得するためには、特定の専門学校で3年間学び、国家試験を受ける必要があります。

「柔道整復師」とは、骨折、脱臼、捻挫、挫傷、打撲など症状にたいして、手術ではなく人間の自然治癒力を利用して治療する仕事です。主に「接骨院」や「整骨院」で活躍することが多いようです。基本的に「損傷からのリハビリや回復など」となっており、大きな特徴として、投薬や手術を行わないこと、東洋医学の考え方に基づいていることが挙げられます。

「あん摩マッサージ指圧師」は、押す、揉む、叩くマッサージによって、血液の循環をよくして人の健康を増進させる治療方法です。全身にあるツボを押す(指圧)ことによって、人の自然治癒力を高めながら症状を改善に結びつけていきます。生活習慣による肩こりや腰痛、その他の疾病などを改善させるのが「あん摩マッサージ指圧師」なのです。

この2つの国家資格の他に、「整体師」に関する民間資格があり、その難易度も様々です。国家資格との違いは保険診療適用の有無と使用電気機器に違いがあるという点です。また、「整骨」「接骨」「マッサージ」といった看板を掲げられるのは国家資格者だけで、以外の「整体」に関する資格は、すべて民間資格となります。したがって、実のところ「柔道整復師」「あん摩マッサージ指圧師」以外の施術ならば、資格を持ってなくても開業できるのです。

お金も時間もかけずにボディケアサロンなどで勤務しながら独学で知識を積んでいくことも可能です。しかし、最近の整体関連サロンの増加傾向は目を見張るものがあります。選ばれる整体師になるなら、将来を見据えた資格を保有しておきたいものですね。

カイロプラクティックに必要な資格とは?

2種類の国家資格のある「整体」とは違って、カイロプラクティックには国家資格はなく、各学校や団体による専門講座を履修することで取得できる民間資格です。資格スクールの養成講座や通信教育でも学ぶことができますが、試験を受けて取得する資格ではなく、修了証書を手にするというのが一般的のようです。

意外にもハードルが高くないのではと思われるかもしれません。理由の一つに、アメリカのカイロプラクティックに着目した民間団体が普及し、急速に広まったため、国内の法令化が間に合っていないという現状があげられます。

日本では、いまだ法令化されていませんが、カイロプラクティック発祥の地アメリカなど世界の40か国以上で、国家資格と認められています。WHO(世界保健機関)が認めるカイロプラクティックを学ぶには、アメリカでは6年、他の海外では5年で「4200時間以上の基礎医学とカイロプラクティック」を学ばなければならないよいう規定が設けられています。

国によっては、カイロプロテクターにレントゲン撮影や診断、医療行為に沿った説明や手技による専門的施術が認められているのです。日本で活躍するカイロプロテクターの中にも、アメリカや海外で国家資格を取得し、日本でその知識を活かして開業する人も出てきています。

体の不調は精神面が原因であることも多く、患者に対しカウンセリングを行うこともカイロプラクターの仕事です。患者がリラックスして症状を伝えられる環境をつくったり、話をじっくり聞いてあげるコミュニケーション能力が求められます。また、人の体に触れ骨の矯正をするなど治療を施す仕事ですから、十分な知識と技術を身につける必要があります。

「カイロプラクティック」は国家資格ではありませんが、一人前のカイロプロテクターを名乗るには日々勉強し続ける覚悟をもって臨んでもらいたいものです。

まとめ

街中で多く見かける「整体」も「カイロプラクティック」も実は国家資格ではありません。それだけに、整体師やカイロプロテクターごとに知識や技術が大きく異なると言っても過言ではありません。人の体を改善して、ダイレクトにやりがいを感じられる職業ではありますが、新しい知識やスキルを取り入れ続ける情熱がなければ務まらないと言えそうです。

たった数十年前まで、スマートフォンはおろかパソコンの見過ぎで体調不良になり、「整体」や「カイロプラクティック」に通う人なんていなかったのです。人気の資格と言われる「整体」と「カイロプラクティック」はこれからますます注目の職業です。

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