整体師のためのスクール選びで気をつけることとは?就職状況なども紹介

整体師のためのスクール選びで気をつけること

体全体のバランスを整え、アスリートと同行することもある整体師になるには専門スキルが必要です。民間資格は国家資格とは違い種類が豊富で選択肢がたくさんあるのが特長です。働きながら資格を取得したいみなさんへ、スクールの種類や選ぶときのポイント、資格はどう取るのか、就職状況、勉強する中身とかかる費用を解説しています。副業としても注目され個人で開業をする人が増えています。これから整体師の資格習得を考えている方は参考にしてみてください。

整体師になるには資格は必要?

整体師は民間資格を指し、国家資格の免状がなくても開業できます。国家資格が必要ない代わりに民間の認定資格を取得するのが一般的な流れです。整体スクールやセミナーなどで専門技術を習得すると認定資格が得られ、整体師として就職、開業が可能になっています。

また整体には体の歪みを正し外側と内側からバランスを整えるバランス整体と呼ばれるもの、アスリートの体の調子を万全なコンディションへ導くスポーツ整体、産後の女性向け骨盤の開きを戻しきれいなボディラインへの手助けとなる美容整体など整体には様々な種類があります。

就職や開業に有利な民間資格の組み合わせがあり、体全体のバランスを整える資格として複数取得している方も見受けられます。組み合わせが自由なことから同じ整体でも各々の特色があるわけです。組み合わせとして人気がある認定資格を見てみましょう。

アロマセラピー

アロマセラピーの香りで体と心の緊張をほぐし心身ともにリラックスした状態にすることで免疫力や代謝を促進、体のバランスを整えます。アロマセラピーで使用するエッセンシャルオイルには香りとそれぞれ薬用の効果があり専門的な知識が必要です。整体と組み合わせることでより効果を高めます。

リフレクソロジー

日本語に訳すると「反射学」。人の体にはツボを刺激すると内臓に反射する、つまり影響があるツボが存在し、体中にあるツボを刺激することで血行を促したりします。人によってツボへの刺激の強弱を調整できるため受けやすい反射療法でもあります。体全体の血行の流れを見るための専門知識が欠かせない認定資格です。

その人の症状に合わせて療法同士を組み合わせることで体質改善や機能回復が期待できます。民間の資格だからこそ種類が豊富で選択肢も広がります。医療行為とは違い、症状を完治させるのではなく療法の種類や組み合わせによる相乗効果で心身ともに健康体へ導いていきます。整体師には国家資格は必要ありませんが専門スキル習得の証である認定資格が就職や開業に有利に働くことを覚えておきましょう。

整体師の就職状況

専門スキルを身につけ自分が勉強してきた方向性に合う就職先を見つけて活躍している人たちがいます。整体院、サロン、カイロプラクティック、会社の医務室やスポーツ選手と関わるスポーツトレーナーなど就職先は様々です。このご時世、どの業界においても就職の厳しさは変わらないと言われていますが、専門の職業になると少し事情が変わってきます。就職に開業の選択肢が加わるからです。整体師向けの就職専門サイトの存在もあり、活躍の場は広がっています。

整体技術を身につけるための専門スクールでは就職や開業したい人へのサポートを行っているところがほとんどです。確実に就職先を見つけるには自分の整体師としての方向性をきちんと定める必要があり、専門スキルだけでなく接客術など独立に欠かせない内容も同時進行で学んでおくのが賢明です。

自分の体を管理・予防していくための方法として代替医療や予防医学などが海外では注目され、自己治癒力を高め、体がもつ本来の状態へと導く療法を施術しているのが整体師と呼ばれる人たちです。症状を起こす原因を見つめて体の中からケアしバランスを整える技術力はスポーツ選手をはじめとするトップアスリートたちからも支持され大会に同行するなど欠かせない存在になっています。スペシャリストの需要は日本国内でも衰えることはありません。医療行為にはない癒しを求める人がいる限り、需要がなくなることはないでしょう。

働きながらでも整体師の勉強はできる?

働きながらでも整体の勉強と両立させている人はいます。整体スクールで学ぶ期間はコースによって授業の単位数が違い、学びたい内容によりますが3、4か月の内容から長くて3年、専門基礎科目から専門技術科目までをしっかり学びます。仕事をしながら週に1、2回のペースで通い1年で卒業した人もいますのでどの学び方を選択するかはみなさんの意志次第です。どんなスキルを身につけたいのかを明確にし、授業の単位数や授業のスタイルなどの情報を集めておきましょう。

長期の出張などでどうしても通うのが難しい場合は、休学の制度をうまく利用して卒業する方法があります。入学時期を定めていないスクールでは実技実習を自分のスケジュールに合わせて組めることから仕事と整体スクールを両立しやすいようです。スケジュールの組みやすさ、休日や夜間の通いやすさを考慮し最後まで続けられる場所を見つけましょう。

最近では面談をオンラインで受け付けたり講習の動画を受講生向けに公開したりするなど、仕事をしている人にとってスキルを磨き資格を取得できる「学べる環境」が整っています。端末があれば空いた時間に、繰り返し見直すことができるのも動画ならではです。学びをのスタイルを自身で決められるのが今どきの資格取得スタイルなのです。

整体師スクールの選び方

整体師になるためのスクールの選び方を見ていきましょう。資料の取り寄せ、ホームページの検索と方法がいくつかありますがチェックポイントを3つご紹介します。

  • 生活スタイルに合わせて無理なく通えるか
  • スクールで学ぶ内容が自分の希望する方向性と合致しているか
  • 授業料を払っても学びたいと思えるか

1つめは働きながら通う人にとって重視するべき点になると思います。遠方から数時間かけて通うには時間も労力もそれなりに使い、その状態が続けば負担になってきます。通う期間が長引くほど(期間が決まっていたとしても)通いやすい環境が影響します。働きながらですから体力を温存しながら無理なく通える範囲で探しましょう。

2つめは具体的になにが得意な整体師になるかで選ぶコースや方向性が決まります。パンフレットを取り寄せて比較し実際に見学して知見を広げましょう。講師陣について話が聞けるようであれば、授業についての疑問点はその場で解決、資格認定の流れやサポートについても確認するとよいでしょう。

3つめが資格を取得したいというモチベーションを保つために一番大事な要素かもしれません。見学の際に実際に取得できる免状を見せてもらえば気持ちを新たにできますし、卒業生の就職先を聞くことで自分が行きたい方向と合っているか確かめられます。整体師としてやっていくために安くはない授業料を払っても身につけたい、学びたいと思える内容になっているか?ホームページの内容やパンフレット、見学を通して判断材料にしてください。

たくさんの情報を見聞きするうちに価値観や方針が自分に合うか合わないかが見えてきます。相応の費用を払い専門スキルがどこまで自分のものにできるか?いつでもスタートできるからこそ見極めたいものです。

整体師スクールでは何が学べる?

整体師スクールで学べる内容はどんなスキルを身につけたいかによって変わります。その一例を見てみましょう。

  • 解剖生理学、東洋医学などの総合医学
  • 実技、整体法a
  • プロとしてやっていくための接客術

1つめについて医療行為ではないのになぜ総合医学?だと思われるかもしれませんが、自分の体を含め、体の仕組みを知ることは整体法を施術するにあたり大切な内容です。適切な症状の判断や施術には欠かせない知識になります。

2つめの実技、整体法はどちらが欠けても成立しません。テキスト上で得た知識を実技で定着させるのに頭で理解するだけでなく体の感覚で覚えます。施術の加減は言葉だけではつかみにくい部分でもあるため実技を重視し授業時間が多いスクールがほとんどです。

3つめの接客術は患者さんとのコミュニケーションを取るために必要です。どんな症状で原因は何か?話の中から患者さんに適切な療法を導き出す手腕が問われます。リラックスした状態で施術を受けてもらう目的もあります。

上記は学べる内容のごく一部ですが、カイロプラクティックやリフレクソロジーなどを合わせて受講できるスクールがあります。そのぶん費用はかかりますが整体法にプラスになる療法です。希望者には開業のノウハウが学べる講座があり、サポート体制は万全です。

整体師になるまでにかかる費用は?

大学、専門学校、通信教育とそれぞれ学ぶ環境、学びたいコースや資格の種類でかかる費用と期間が変わります。表にあるのはあくまで一例ですが一般的な費用になっています。

授業の単位数と取得する資格の種類で100万円単位の差額があり、ここに示した金額以外にも研修費用、交通費などが発生します。通信教育では入学金(例外もある)と設備費が発生しないことで費用が最小限に抑えられ、気軽に受講できる方法として申し込む人が増えています。

大学の場合、授業料だけでは90万円前後、実習費用などを含めると130万円前後です。ほかと比較して金額的に大きいのは入学金、設備費ではないでしょうか。大学の強みとしては外部の医療機関などの連携がある部分です。研修で身につけるスキルや経験値は就職時に有利に働き、仕事で生かせます。

専門学校も大学に近い環境で学べ、大学に比べて選択肢の広さと専門性の高さが売りです。自由に受講スケジュールを組み、週に1、2回の通学でもOK、働きながら資格取得を目指す社会人が多いのが特徴です。納得するまで繰り返し学べるシステムを取り入れている専門学校があります。

通信教育ではテキストと動画の併用で資格取得を目指します。民間資格になりますがバラエティに富んでおり、小さいお子さんがいて自宅で学びたい人や仕事上がりが遅くて通えない社会人に人気があります。子育てが落ち着き仕事に復帰したい人、副業を考える中で手軽に取得できる資格としても注目されています。

このように整体師として資格を取得する方法は1つではありません。費用の差額を考えると簡単に手が出せない部分があるかもしれませんが、現場で経験を積みながらプラスαになる資格を取得する人が多いのも事実です。短期間でW資格を目指せるスクールがありますので探してみてください。

まとめ

整体師になるためのスクール選びは、スクールの方向性、コース内容、費用と授業内容が釣り合っているか、また費用を出しても自分が学びたい内容かが判断材料になります。働きながら通う場合は通学時間と受講スケジュールの組みやすさにも注目しましょう。

資格取得のための費用は数万円から数百万円と差があります。働きながら資格を目指すなら自分の生活スタイルに合わせて受講ができる専門学校や通信教育がおすすめです。

ストレス社会で体の不調を訴える人は多く、体の歪みを正し、バランスを整え気持ちを前向きにする効果が期待できる整体師は現代人に欠かせない存在になっています。

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