通信教育で整体を学ぶメリットとデメリットとは

通信教育で整体を学ぶメリットとデメリットとは

整体を学ぶ方法には、通学と通信の2パターンがあります。通信教育のみで整体の技や資格を修得できれば、とても助かりますよね。テキストに加え、動画やオンライン学習なども充実して更に学びやすく進化しています。しかし「通信教育だけで技術や資格を取得できる?」「通学と大きく異なる部分は?」など、疑問点も多く残ります。これらの疑問点を、メリットとデメリットを交えながらお伝えしていきたいと思います。

1.通信教育で資格の取得が可能

結論から言うと、資格の点においては「通信教育で資格の取得が可能」です。多くの通信教育では、その通信教育に準ずる資格の取得をゴールとしています。

資格取得の基準は「修了試験に合格すれば」「実地試験を経てから」など各所様々なので、その点はしっかりと確認しておくことが大切かもしれません。

通信教育で資格取得が可能であることのメリットとデメリット

  • メリット 資格取得を目的とする人に向いている
  • デメリット 技術修得を目的とする人向きではない

とにかく資格を取得したい、という方に通信教育は向いていると思います。

整体院に現在勤務中で資格取得を必要としている方や、全くの初心者からのスタートとなるためにやる気や誠意を履歴書に記載したいという方にも大きなメリットとなるでしょう。

しかし、通信教育なら自分のペースでしっかり理論を学ぶことはできますが、やはり技術面で言うならば「直接通って学んでこそ」だと私は考えます。

技術だけでなく、施術中の自信にも表れてくるものだと思うので、資格ではなく技術修得を目的とする方には通信教育は不向きかと思います。

2.通信教育なら受講料が安い

通って学ぶよりよりも、圧倒的に受講料が安い通信教育は多く存在します。

しかし「○ヵ月で資格取得!税込○万円!」という謳い文句であったとしても、安易に飛びついてはいけません。よくよく詳細を確認してみると、必須のスクーリングや最終実技試験などがあり、結局は全体的な受講料が想定以上に多く掛かったり、日程調整をして何度か出向く必要がある事もあります。

通信教育だからと言っても、通信教育のみとは限らないのです。

また、「実技の機会が少なく受講料も安い」という心細さから、さらに受講料が高いステップアップコースを受けないとなんだか不安、という心理状況にも陥りがちです。

受講料が安い事はとても有り難い事ですが、実技が少ないまま理論を多く学ぶ事が、整体を学ぶにあたって「本当に最終的に本当に安くなるか?」という疑問を念頭に置きながら検討する事も必要かもしれません。

通信教育の受講料が安いメリットとデメリット

  • メリット 気軽に知らない世界を覗ける&交通費が掛からない
  • デメリット 例えるなら「ライブのDVD」的立ち位置にある

通学で受講する講座の3分の1のほどの費用で整体を学べるコースなども充実しているのが通信教育の嬉しいところです。

調べれば調べるほど整体の受講費用には大きな差があり、通信教育ならばなんと数万円から学ぶ事ができます。

「まずはどんな世界なのか知りたい!」という業界初心者の方でも、この価格帯ならば気軽に未体験の世界を覗く事ができるでしょう。「整体が好き」「自分や家族のために深く知ってみたい」という方にも安心の受講料となるかもしれません。

また、通学の必要がほとんど無いため、交通費が掛からないのも通信教育の大きな魅力と言えます。

その一方で、通信教育ではメールや電話、オンラインでの遠隔指導を行っている事があるものの、やはり実践を生で見て生で教わる通学形式とはライブ感が違うと言われていますし、個人的にもそう感じています。

例えるなら「ライブDVD」と「実際にライブに行く」違いでしょうか。さらに言えば、整体を直接教われるという点では、ライブに行くというより「直接ボイトレ指導」に近いものがあると思います。

大好きなミュージシャンからの「直接ボイトレ指導」ならば、価格で選んだり、「交通費がもったいないから…」とはならないかもしれません。

資格取得のみではなく、直接指導で即戦力になるような技術の向上を目指したい方には、通信教育は不向きと言えるかもしれません。

3.通信教育は1人で学べる

通信教育の良い点として、「マイペースで黙々と学べる」ところが挙げられると思います。

通う時間を取る事ができない人にとって、自宅で自分の都合の良い時に学べることはとても有り難い事だと思います。

遠方への通学と比較すると、その長い通学時間さえも通信教育なら勉強時間に回せてしまう計算になりますし、スキマ時間を使って自分のペースでどんどん知識を蓄えられるのも利点です。

通信教育で整体を1人で学ぶメリットとデメリット

  • メリット 自分のペースで勉強することが可能
  • デメリット 同じ志を持つ人との出会いが皆無

分からない部分があってもいつでも思いのままに学ぶことができ、苦手な部分ともじっくりと自分のペースで向き合えるのも通信教育の良いところです。

自宅で1人で学習するのであれば、人が多くて緊張するという事もありませんし、他の人に合わせて一緒に進まなくてはいけないという煩わしさもありません。

自分のペースで勉強を進めて行きたい人に通信教育は最適だと思います。

裏を返すと、通信教育には出会いがありません。そこが良い所でもあり悪い所でもあるかもしれません。

異業種の友人と同業種の友人とでは全く異なる役割があるので、自分自身、セミナーでの出会いには今でも感謝をしています。最後までセミナーに通う事が出来たのは、同じ志の仲間の顔がそこにあったからだと今でも思う事があります。

学ぶことにプラスアルファして業界の人脈も育てて行きたいと考える方には不向きかもしれません。

4.そもそも通信教育に向いているかどうか

最後に、「そもそも自身が通信教育に向いているか」を考えてみましょう。

今までの過去の経験から、その媒体自体の向き不向きを考えてみる必要があるかもしれません。

また、通信教育での受講内容はテキストとDVDのセットであることが一般的ですが、中にはテキストのみ、または逆に動画などが付随して学ぶ期間が長いというケースもあるため、受講内容が自分に合っている内容量であるかなどの確認も必須となります。

通信教育という形式自体のメリットとデメリット

  • メリット 自己管理が上手く勉強する環境が整っている方に最適
  • デメリット そもそも通信教育そのものが向かない人もいる

通信教育は、自分のペースで勉強する事が得意な人、計画的に物事が進めることが上手な人に最適です。

しかしながら、「家だと家族の勉強の邪魔が入ってしまう」という場合がある人には、これに当たりません。むしろ時間を割いてでも、家から出て通学で勉強の時間をしっかり取らないと集中できないまま挫折をしてしまう可能性があります。

誰にも介入されることのない環境できちんと自分の勉強の時間が取れる方や、独身の方には通信教育は向いていると思います。

またその逆で、通信教育そのものが向かない人もいます。何を隠そう私がその1人です。

小学生の頃、付録目当てで入会した通信教育に全く手を付けないまま時間だけが過ぎ、時間とお金を無駄にしてしまいました。そんな私のような思い出がある方には、通信教育は不向きと言えるかもしれません。

また「家では気が散るから勉強時はカフェや図書館に行く」ようなタイプの方も、通信教育より通学を選択した方がモチベーションを保ちやすいかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?最後に通信講座のメリットとデメリットをまとめておきます。

通信教育で整体を学ぶメリットとデメリット

メリット デメリット
資格取得 資格取得を目指す人に ○ 技術向上を目指す人には ×
受講料 数万円からと安価 ◎ 生で学べない不安感が残る ×
1人で学ぶ 1人で学べる気安さ ○ 人脈作りができない △
通信教育で学ぶ 自己管理が出来る人なら ○ 通信教育自体が不向きな人も △

上の表の通り、「資格取得のみ」「理論だけでも学びたい」「とにかく受講料は安価が良い」と考える方には通信教育は有効です。

しかし、即戦力となるような技術を習得したい場合には、やはり整体の実技を実際に目で見て学んで空気を感じ、その場で直接指導を受ける方が、より即戦力となる施術に繋がるのではないか、というのが私の結論でもあります。

某有名人のお話の中で「完全な初心者だけれど、空手を通信教育で学んで黒帯を取得した。黒帯は後日郵送で送られて来た」という話があるのですが、実践が不十分であるという点において、整体を通信教育で学ぶという事は、ちょっとそれに近い感覚もあるかもしれません。

直接の指導は、より明確な自信ある施術へと繋がるものなので、「実技習得はセミナー」「理論習得は通信講座」と分けて考えて検討して見るのも一つの手かと思います。

この記事が貴方にとって少しでも、より良い施術への手助けになりましたら幸いです。

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