整体とカイロプラクティックの違いを調べてみた

体のケアをする仕事はたくさんあります。代表的なのは整体師でしょうか。肩こりや腰痛で悩まされている方で「整体院に行ってみようかな」と考える方は多いと思います。

もっとも、素人目には似たように思える職業が多いのも事実です。その似たように思える仕事の一つに「カイロプラクティック」という職業がありますが、整体師との違いがわかる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

整体師との違いについていろいろ調べてみましたので、興味がある方はお付き合いください。

似て非なる2つの職業

まずは一見同じように見える整体師とカイロプラクティック、この2つはどういった職業なのかをご説明しましょう。

整体師とは、体全体の骨格の歪みや筋肉の硬直によって起こる体の不具合を、調整やほぐしによって改善を促す職業です。この調整やほぐしは、投薬や電子機器などは一切使用せず推拿(すいな)で行います。ですので、大変力の使う仕事で、その意味では肉体労働と言えるでしょう。

他方、カイロプラクティックは、症状の改善を促していくというのは同じですが、体の中心の骨格を調整して神経圧迫による痛みにアプローチするという、ゴールは同じかもしれませんが、その手法はだいぶ違います。

整体はもともと中国が発祥という説が有力で東洋医学の影響が根強いに対し、カイロプラクティックの発祥はアメリカです。東洋医学と西洋医学は考え方がかなり違いますので、一見似たような職業でもこれだけ異なるというのは興味深いところです。

整体とカイロプラクティックの施術の違い

整体とカイロプラクティックはアプローチが異なるとお話しましたが、それぞれどういった施術が施されるのでしょうか。

整体師は、推拿による気や血行を良くし、骨格の歪みの調整や筋肉のほぐしによってこりを軽減させ改善を促していきます。医療ではないので施術をすればすぐに改善できるというものではありませんが、2回3回程度でおおよそは改善できる場合が多いようです。その意味では即効性があると言えるかもしれません。施術時間は1回60~90分程度です。

カイロプラクティックは、体の中心部になる骨格の歪みやズレによる神経圧迫を取り除く手法です。痛みの原因は骨格の歪みやズレですので、これを調整していくのです。1回の施術時間は15~30分程度、期間は2~3か月程度を要する場合が多いようです。

資格の違いはどうなる?

整体師になるための資格というものは現時点ではありません。技術と知識があれば資格なしでなれます。その技術と知識ですが、専門学校がありますのでそこで学ぶことができます。職業として幅を広げていくために。民間資格や類似の資格を取得して単なる整体師に留まらない分野で活躍されている方も大勢います。

カイロプラクティックも必須資格というものはありません。専門学校で身に付けた技術があれば職業としてやっていけます。業界団体認定の民間資格はありますが、あくまでスキルアップのためのものでマストではありません。ちなみに、日本でのカイロプラクティックと海外では異なり、医療行為の一部とみなされており、国家資格が必要な国も多いです。

まとめ

以上、整体師とカイロプラクティックの違いについてまとめてきました。素人目には似たような仕事で、実際目指すところは非常に近いですが、そのアプローチはだいぶ異なることがお分かりいただけたのかなと思います。

いずれも現在の日本では医療行為とはみなされていませんが、将来的にはその可能性も否定できないと思います。そうなれば保険適用もできるだろうし、利用者も飛躍的に伸びるでしょう。いずれにせよ利用者にとって症状改善の選択肢が増えることは喜ばしいことです。

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